引越と営業と見積

とある営業マンと酒を飲んだ。業界的には、引越は直接は扱っていないのだが、その彼が言ったことが今も記憶に残っている。
「腐ったリンゴでも売るのが営業マンだ」と言われている。
まあ、売れな理由を会社や商品のセイにするのではなくて、自分の創意工夫で売れと言う叱咤激励の言葉なんだろうな。
「そうは言っても、成績を上げたい、給料を上げたいと思っているのも事実だけども、いい物を売る、いいサービスを提供して、喜んでもらいたい、笑顔をみたいのも、営業というより、人間としての普通の望みだ」
「一発だけのおつきあいだと、商品の値段だけの勝負になってしまう。人間性というか人としてヨサをわかってもらって長く付き合えるようになったほうが、そんな仕事のやりがい、張り合いというのは感じられる。」
「だから、引越の営業マンというのは、本当にキツイ。個人ベースなら、中には何度も引越をする人もいるだろうけど、会社、法人の引越というのは、そうそう繰り返すものじゃない。一度限りの値段だけ、見積もりだけで、選択されしまわれる。人としてという部分を出す余地が、本当に少ない」

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引越と見積
引越の見込みの客が、見積もりの金額した見ないとしたら、それはもうそういう対応、扱いになる。口には出さないでも、「安ければいいんでしょ!」という対応になる。人間、営業という職種はいらないかもしれない。WEBで見積させればいい。少し何かの気持ちを付与したとしても、おそらくそれは一度限りのツキアイでしかない。 ・・・なんだか、引越の見積もり、営業について、いささか「ヤサグレ」た話からなんだが、